横山 由貴代 プロフィール
※ポダイアトリスト/モダンダンサー/振付家
モダンダンスを始め、足を痛めたことをきっかけに、足の治療に興味を持ち、足のマッサージ等を勉強する中、欧米でのポダイアトリーの制度を知りヨーロッパ各国を回り、技術を習得する。足商品などの研究開発を経て、1994年から、生駒で当時関西初の「ポダイアトリックセンターフットマイスター」を開く。
2002年 大阪大学付属病院糖尿病フットケア外来開設の際、講師としてポダイアトリーの技術指導に当たる。
2004年 京都大学医学部保健学科で、フットケア講習会を行う。
2002年~2006年まで、知的障害者施設で入所者の足のケアを始め、知的障害者の足部障害と歩行障害の関係について研究。
2009年~2014年まで愛知県看護研修センター主催中堅看護職員研修会講師。
2012年より社会福祉法人朱鳥会身体障がい者施設「雅乃郷」で足のケアを始め、スタッフに日常でのフットケアを教育、指導し、施設全体で行うフットケアを施設に導入。入所者の足トラブルの改善に高い効果を出すことに成功。「雅乃郷モデル」として、評価を得ている。
日本でのポダイアトリストの養成を目指し、2014年に一般社団法人インターナショナルフットマイスター協会を設立。代表理事を務める。
看護師対象の講習会、ポダイアトリスト養成スクールを開設。技術力の高いポダイアトリストの養成に力を入れている。
研究実績
- 2004年
- 「知的障害者の歩行困難と足部障害Impaired mobility and foot disorders among mentally handicapped patients」ボストンで開かれた第18回国際足治療学会(FIP World Congress of Podiatry 18th)で発表、高い評価を受ける。
- 2005年
- 日本フットケア学会学術集会において「知的障害者の歩行困難と足部障害」
- 2007年
- 学会誌に同研究論文を掲載。
- 2007年2月
- 「知的障害者の足部障害の改善」を日本フットケア学会で発表。
- 2007年5月
- 「Foot care for the mentally challenged : Treatment of foot disorders」デンマークで開かれた19回国際足治療学会(FIP World Congress of Podiatry 19th)発表。知的障害者の足部障害についての継続的な研究を高く評価される。
- 2009年
- 「欧米諸外国におけるフットケア・ポダイアトリーの教育制度」を日本フットケア学会学術集会で発表、優秀演題に選ばれる。
- 2010年
- 「足の角質肥厚性病変に対するヨクイニン服用とフットケアの効果」「The effect of footcare and yokuinin on hyperkeratosis-related symptoms of the foot」オランダで開かれた第20回国際足治療学会(FIP World Congress of Podiatry 20th)において発表。
-
世界足治療学会の幹部ミーティングにて
-
FIP世界ポダイアトリー協会の前会長Madam Joze(右)USAバリー大学の前校長、名誉教授Mr.Chet Evans(左)と
-
FIP国際学会で「知的障害者の足部障害の改善」を発表
-
FIP2010 World Congress of Podiatrists 「足の角質肥厚性病変に対するヨクイニン服用とフットケアの効果」を発表